仕事では何度も訪れた北海道。札幌、小樽、函館の街は出張時の早朝ランニングでいろいろ思い出がありますが、東部方面は馴染みが無く、今回は、富良野、帯広、釧路、弟子屈(摩周)、サロマ湖、遠軽そして、札幌市内を走りました。 一番は、日本新八景の狩勝峠の下り坂、斜度5%の10Kmのほぼ真っ直ぐな坂を、15分強で一気に降りたことです。北海道の坂道は曲がりくねっていないので、ハイスピードで降りれます。 |
走行ルート | |
富良野~遠軽、及び札幌市内、合計走行距離636Kmを9日間で走りました。1日平均70Kmは、疲れ具合から、体力に応じた妥当な走行距離と言えそうです。 | |
走行ルート | |
9月3日 北海道までは静岡空港~千歳空港を利用しました。浜松~静岡空港までの通常ルートはJR島田駅経由ですが、乗合のリムジンタクシーがあって、定額の1,500円で利用飛行機に合わせて利用出来ることになっているのをネットで見つけました。メーターは15,000円を越えましたが、上記金額を超えた金額は税金で支払われる様です。自分も納税者ではありますが、なんとなく後ろめたい気がするのは、考えすぎでしょうか? | |
9月4日 富良野への電車の乗り換え時、パソコン相手の将棋に夢中になっていて、滝川で乗り越してしまいました。富良野へは3時頃に到着しましたが、この日は天気が悪く、まあいいやという感じです。 9月5日 富良野を出発した時に撮影。富良野の広々とした風景は、ドイツを思い出させます。 | |
昭和2年制定の日本新八景の狩勝峠です。 | |
ここからの景色は素晴らしいですが、それ以上に、高低差500mの10Kmの下り坂(斜度5%)を一気に降りる爽快さはこの旅行一番の収穫でした。普通、山の中の坂は曲がりくねっていますが、ほぼ真っ直ぐを10Km下りました。北海道では曲がりくねっていな坂が多いです。時速35Km以上で15分で下りました。 | |
北海道ではひまわりとコスモスが同じ時期に花を咲かせる様で、あちこちで見かけました。 | |
十勝千年の森。森と言うより草原と言う感じでした。 | |
9月7日 眞鍋庭園 | |
帯広の南に真っ直ぐな道路という名所がありました。寄りませんでしたが、こんな感じをもう少しスケールを大きくしたのかな? | |
9月8日 恋が叶うかもしれませんが、おもちゃっぽいので、本当に手紙が配達されるかの方が心配です。 | |
9月9日 釧路湿原への脇道へ入ったところでキタキツネに会いました。観光者慣れしている様でいろいろ話しかけてみました。 このことは、いろいろな人に話しました。「キタキツネに会って話をしていたら噛まれてしまいました。キタキツネにではなくて、蚊にね。」というのがオチです。 | |
釧路湿原の細岡展望台。NHKの火野正平こころ旅の北海道東部シリーズを事前に観たのですが、そこに出てきた景色で唯一今回訪問した場所です。 | |
摩周の街へ到着する直前に出くわした看板です。「飲みつつ北の旅」とオートバイクの絵。ええっ!と思って、戻って改めて見てみました。「牛乳」という文字が意識的に目立たない色になっていました。ジョークなんですね。 | |
摩周湖です。湖面の標高が350mということなので展望台は4~500mでしょうか。良い時間の乗合バスがあったので利用しました。ここでも静岡空港と同じように、税金でタクシーに乗りました。バスは第1展望台までで、第3展望台までの往復はバス料金1,500円に含まれていたのです。乗り慣れないタクシーに乗って、極少の料金、物理的には乗り心地良くても、精神的には乗り心地が悪いです。この感覚は、道や町が赤字が多いということが原因なのでしょうか? | |
摩周湖の西北西10Kmに屈斜路湖があります。摩周湖からの景色は素晴らしいです。10Km先の景色はこんなものかと感心しました。 | |
9月11日 小清水原生花園 | |
博物館網走監獄。映画「幸福の黄色いハンカチ」では網走刑務所と呼ばれていました。正式名は「網走監獄」なのでしょうか。今回の旅行は、映画での網走から夕張わ逆に走ろうという発想でしたから、ここが終点の予定なのでした。ちょっと尾ひれがついて富良野→遠軽になったのですが・・・。 | |
五寸釘寅吉 | |
道内のあちこちの監獄の所在地が紹介されていました。 | |
9月12日 サロマ湖展望台入口。 展望台まで5.8Kmと表示されていたので、それくらいならと標高376mの幌岩山を登ろうとしましたが、途中じゃり道になって、歩いて登らないといけない様なので、諦めました。往路だけ歩くなら登りますが、下りのじゃり道は怖い。結局、サロマ湖は下の写真程度の景色しか見れなかったので、後でサロマ湖展望台のサイトの写真を見て、非常に悔しい思いをしました。下調べ不足でした。 | |
サロマ湖沿いに走っている時に見つけた「歌人の庭」。ネットで検索してもヒットしませんでした。平成14年の歌があったので、出来たばかりの様です。 | |
琢郎とは元衆議院議員の湧別町出身島田琢郎(故人)とのことで、シンガーソングライターの吉田 拓郎でも、俳優の辰巳琢郎でもないらしい。こんな立派な庭を作ってネットにアナウンスしないのは、ネット軽視ですよね。 | |
湧別町ふるさと館JRYジエリーは旧上湧別町開基100年を記念し、平成8年に建てられた博物館だそうです。 屯田兵としてこの地に入植した先人たちが助け合いの精神で築いた町の歴史、湧別屯田兵の募集から解隊まで、開拓生活や軍人としての訓練の様子、実際の屯田兵の肖像画など、貴重な資料で紹介しています。 屯田兵の話は昔映画でも観ました。極寒の地での開拓は極めつきの仕事だったことでしょう。 それらの資料に接し、その開拓精神に頭が下がりました。 | |
博物館の受付嬢が(多分)町一番の美人ということも手伝ったのでしょう。屯田兵の色々な資料は大いに私の胸を打ちました。 | |
9月13日 現役の時に札幌に出張した時に、いろいろお世話になったMr.Kと18年ぶりの再会をし、楽しい夕食となりました。イエーイ。 | |
9月14日 札幌は20年前の出張の時の早朝ランニングで訪問したポプラ並木とか | |
真駒内公園を走りました。 | |
やはり、16~18年前にお世話になった Iさん、Sさん、Yさんと北大の近くのレストランで楽しい再会がありました。 | |
YOU TUBE | 動画については6分程度の内容をYouTubeにアップデートしました。良かったら見て下さい。 |